長時間座っていても、スムーズな血流を保つためには?
健康でアクティブなライフスタイルを維持するために必要な全ての栄養素は、血液によって体内の組織に供給されます。そして同じく血液により、栄養を取り入れた細胞が代謝を終え発生する老廃物が除去されるのです。良好な血液循環をキープすることは、健康でアクティブでいるうえでとても大切です。
体全体の血液循環は、主に心臓からの送り出される力と、血液が流れる血管、動脈、静脈、毛細血管のしなやかさ、2つの要素があります。
ほとんどの方が、長時間デスクに座っているとき、また旅行中など、足や腕に疲れを感じることがあると思います。この原因の一つは、座る時間が長くなるにつれて起こる血流の低下によるものです。特に冬が近づき、運動する機会が減りじっとしていることが多くなると、血流の滞りを実感するようになります。
さらに、深刻なことに、このように座りっぱなしになることで起こる血液循環の滞りが長く続けば続くほど、心臓病や血栓症などさまざまな循環器系疾患につながる可能性が高いことが証明されているのです。
今日皆さんに知って頂きたいのは、血流を改善し、座りがちなライフスタイルに起因する疲れや病気のリスクを減らすための改善策がたくさんあるということです。まず第一に、長時間座っているのであれば、時々手足を動かすと効果的です。座った状態で時々手足のストレッチするのは簡単にできると思いますが、理想的なのは、時々立ち上がってさっと歩く、オフィスや飛行機であれば、端まで歩いて戻ってくるといった感じです。2番目の方法として、みなさんご存じのように血流を良くする食べ物を食事としてとりいれることです。日本とニュージーランドで行われた臨床研究により、ニュージーランドカシスを摂取すると、プラセボ(偽薬)と比較して、長時間座っている間、血管を広げ、手足の血流を著しく改善できることが明らかになりました。
それでは皆さん、冬になりじっとしていることが多くなる方、長時間座ることを強いられる生活が続く方・・・どうか定期的に手足のストレッチをする(+ニュージーランドカシスを摂取する)ことを忘れないでくださいね。
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