目覚めのコーヒーをカシスに変えてみませんか?

目覚めの一杯のコーヒーがなければ1日が始まらない方は多いのではないでしょうか?さらに、昼食後2杯目をチャージしなんとかその日を乗り切れる、という方もいらっしゃるでしょう。私たちの脳を刺激し、覚醒させ、眠気を減らすのはコーヒーに含まれるカフェインの作用です。しかし、カフェインはまた、緊張や落ち着きのなさを引き起こし、夜に眠りにつくのを妨げる可能性があります。また定期的に飲んでいたコーヒーを飲み忘れた場合、カフェインの禁断症状として過敏になったり不安感が増すということまで起こってしまうのです。なぜ私たちの大好物が、こうした悪影響を及ぼすことになってしまうのか、不思議に思いませんか?

 

カフェインは脳内の受容体に直接作用して、神経伝達物質ドーパミンのレベルを上昇させます。ドーパミンのレベルが上がると、覚醒が高まり、幸福感が生まれ、眠気が減ります。しかし、それと同時にこれらの受容体に作用することにより、不快な副作用を引き起こす可能性もあります。ではどうしたらいいのでしょう?実はカフェインが引き起こす可能性のある有害な副作用を引き起こさない方法でドーパミンレベルを上げることができるのです。例えば、酵素モノアミンオキシダーゼはドーパミンを分解しますので、この酵素の不活性化はドーパミンのレベルを増加させることになります。この方法であればカフェインの消費時のような副作用が起こらないのです。

 

 

最近の研究では、ニュージーランドのカシスに含まれるアントシアニンがモノアミンオキシダーゼの優れた阻害剤であることが示されています。ニュージーランドのカシスを含むパウダーまたはアントシアニンが豊富なニュージーランドのカシスジュースを摂取した被験者は、New Zealand blackcurrant anthocyanins or a New Zealand blackcurrant juiceモノアミンオキシダーゼ酵素活性が低下し(つまりドーパミンレベルが増加)、注意力が高まり、幸福感が高まりました。

 

不快な副作用なく脳を目覚めさせ、また健康増進のために、朝の一杯としてニュージーランドのカシスをぜひ取り入れてみて下さい。

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